古民家ひらぬま
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古民家カフェは外観から見どころ満載。注目ポイントを紹介!
古民家カフェの外観は、豊かな自然に囲まれていたり、築年数によって建て方が異なっていたりと、注目すべきポイントがさまざまあります。
歴史の長い古民家カフェでは、庭に植わっている木の樹齢が100年を超えていることも。
今回は、古民家カフェの外観や内装で注目すべきポイントや、おすすめの古民家カフェを紹介します。
目次
料理だけじゃない!古民家カフェは外観から楽しめる
日本家屋の風貌は、私たち日本人の情緒に語りかける趣があります。長年の雨風にも負けない立派な瓦の屋根、年月を感じる風合いを持ったトタンのひさし、さまざまな人が開け閉めをしたであろう格子窓や、雨だれが穿つ沓脱石など、どこを見ても懐かしく心に響く風情があるのです。
もちろん、古民家カフェにはこだわりのつまった料理やスイーツ、それらを飾る器や、歴史を学べるギャラリーなど、さまざまな楽しみ方があります。それらに、「外観」を眺める楽しみ方を加えてみてはいかがでしょうか。
そもそも「古民家カフェ」とは?
古民家カフェの「古民家」に正式な定義はなく、一般的には、築年数が50年以上経っている日本家屋が古民家と言われますが、広義ではその限りではありません。古い風合いを持つ建物を改造し、カフェとして営業している場所を、「古民家カフェ」と呼ぶのです。
古民家カフェは、NHK「ふるカフェ系 ハルさんの休日」の放送で人気が再燃しています。ふるカフェとは、“ふるさとの、心ふるえる、古いカフェ”のことで、全国の古民家を活かしたカフェを巡る番組です。地域の食材を活かしたメニュー、建物の歴史や店主のこだわりや思いなど、古民家カフェの魅力を知ることができるのです。
多くの方が、「古民家カフェ巡り」や古民家カフェを目的とした小旅行を楽しんでいるようです。
見どころ満載!古民家カフェの外観・内装の注目ポイント
古民家カフェの楽しみ方の一つとして、「外観」を眺める方法を提案してきました。ここからは、「外観」と「内装」の注目ポイントを紹介していきます。
- 【外観】豊かな自然に囲まれた古民家カフェ
- 【外観】築年数によって異なる窓や扉の意匠
- 【内装】古き良き生活が感じられる古道具や家具
- 【内装】リノベーションによる和モダンな雰囲気
では、以下にて見ていきます。
【外観】豊かな自然に囲まれた古民家カフェ
古民家カフェの外観は、豊かな自然に囲まれていることがあります。山脈を借景とする長い歴史のある庭には、樹齢100年を超える木が植わっていることも。
立派な生垣があったり、壁にツタが絡まっていたり、広く歴史のある庭園があるところもあります。古民家カフェは、このように自然を楽しむこともできるのです。
【外観】築年数によって異なる窓や扉の意匠
もともと日本建築は、江戸時代まで木造建築がほとんどでした。明治維新が起こってから日本に石造りやレンガ造りが輸入され、洋館が建てられるようになります。一方、伝統的な書院造の建物も、歴史と共に変化を見せます。木で出来た窓枠から、金属製の窓枠に変わるなど、より現代的な指向となっていくのです。
このように、古民家カフェは築年数によってその造りを変えます。建物がどの時代に建てられたのかを考えて造りを見ることも、楽しみ方の一つなのです。
【内装】古き良き生活が感じられる古道具や家具
古民家カフェはもともとは住居として使われていたり、その他の飲食店だったり、薬局として使われていたり、さまざまな歴史を持っています。
当時実際に使用されていた古道具をギャラリーで見ることができる場所や、当時の建具を現在もそのまま使っている古民家カフェもあり、当時の古き良き生活に思いを馳せることができるでしょう。
【内装】リノベーションによる和モダンな雰囲気
古民家カフェに利用されている建物では、木彫りの欄間や金唐和紙の襖など、資金をかけて用意された当時の至極の一品を見れる場所も。豪奢な内装をそのまま利用し、一部をリノベーションして営業している古民家カフェもあるのです。
新旧が調和している内装は、ノスタルジーでありながらどこか新しく、また来たくなる魅力を持っています。
おしゃれな古民家カフェをとことん味わい尽くす!
ここからは、とことん古民家カフェを楽しむ方法として、3つの古民家カフェの楽しみ方を紹介していきます。
- 雑誌の表紙みたいな「レトロかわいい」写真を撮ろう
- 人気のランチやスイーツメニューを満喫
- 時間旅行のような非日常の空間を味わう
では、以下にて見ていきましょう。
雑誌の表紙みたいな「レトロかわいい」写真を撮ろう
古民家カフェはフォトジェニックな景色の宝庫です。カメラが趣味な人も、そうでない人も、ほんの少しの工夫で雑誌の表紙みたいな「レトロかわいい」写真が取れることでしょう。
「モノクロ」や「自然光」、「レトロ」や「ヴィンテージ」などのフィルターをかけて撮影してみることをおすすめします。フィルターなしで撮った写真と比べてみると、面白いかもしれません。
人気のランチやスイーツメニューを満喫
古民家カフェでは、人気の定番メニューがある場合が多いです。地元の食材を使っていたり、地域の郷土料理を提供していたりと、そこでしか食べられないメニューを満喫できる古民家カフェも多くあります。
人気のランチやスイーツメニューを食べれば、心もお腹もいっぱいになることでしょう。
時間旅行のような非日常の空間を味わう
日常から古民家へ一歩足を踏み入れれば、そこは非日常の空間。古民家カフェが建築された当時に時間旅行するかのように、趣を感じる建具や、古道具、長い年月を彷彿とさせる石庭などを鑑賞することができます。
都心の喧噪から一歩離れて、非日常の空間を味わうのに、古民家カフェは最適だと言えるでしょう。
おすすめの古民家カフェは「古民家 ひらぬま」
古民家カフェの見どころを紹介した後は、おすすめの古民家カフェについて紹介していきます。
埼玉県飯能市にある古民家カフェ”かふぇてり屋&じぇらてり屋”「古民家 ひらぬま」。2022年5月にリニューアルオープンしたこちらの古民家カフェは、以下のような特徴があります。
- 歴史的価値のある外観
- コーヒーとジェラートでほっと一息
ここから、詳しく見ていきましょう。
歴史的価値のある外観
「古民家 ひらぬま」こと旧平沼寛一郎邸は、明治二十年後半〜三十年初期の頃に建てられた武家屋敷様式の書院造りの建物です。飯能市の景観重要建造物に指定されている、歴史的価値のある建物となっています。
樹齢100年を越える「イワマツ」が、江戸時代末期に作られたと言われる石庭を飾っています。増改築がほとんど行われていない「古民家 ひらぬま」では、建築当時のままの様相を楽しむことができるでしょう。
コーヒーとジェラートでほっと一息
「古民家 ひらぬま」では、こだわりの詰まったコーヒーやジェラートを楽しむことができます。たとえばジェラートは、「古民家 ひらぬま」内のインショップ「じぇらてり屋」で頂くことができます。地元の食材を使ったヘルシーで贅沢なジェラートは、できる限り添加物、着色料、保存料を使わない味づくりをした特別な一品です。
他にも、内装や、器にもこだわりが満載な「古民家 ひらぬま」に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
古民家カフェの魅力は、地元の食材を使った料理やスイーツだけでなく、歴史を感じる外観にもあります。当時の建物をそのまま使っている古民家カフェもあれば、リノベーションで新旧が入り混じった建物もあります。また、古き良き生活が感じられる古道具や家具などの内装も必見です。
歴史的価値のある建物として今も大切に守られている古民家カフェが、「古民家 ひらぬま」です。おしゃれな古民家で、あなたも非日常の旅を味わってみませんか。